主人公の少女ミジャが魅力的。
表情のアップに説得力あって見ているこちらの気持ちが入る。
序盤ミジャがオクジャに命を救われるシーン。その二人?の表情が凄かった。遺伝子操作で生まれても家畜として育てられていても、オクジャの尊さを訴えていた。
おじいさんの優しくもあり、現実的でもあるところの気持ちの揺れとかも良い。
それに比べると、白人社会、ビジネスの社会にいる登場人物が一気に、別世界の生き物、コミック的、記号的。
寓話的な物語だからそういう描き方でわかりやすくなってるのかもしれない。
でも、どうしてもこの監督の作品に出てくる成人女性が、みんな男性ほどきめ細かく描かれて無い気がするのは私だけだろうか?