あんじょーら

霧の中の少女のあんじょーらのレビュー・感想・評価

霧の中の少女(2017年製作の映画)
1.0
2020年見逃し後追い作品 その2


予告編の雰囲気が、凄く良かったので・・・しかしこれがこんなに後悔する事になろうとは・・・今の所ぶっちぎりの今年ワースト1。昨年のワースト「サマー・オブ・84」を観た時は、世の中にはたくさんの映画があるけれど、そうそうこのような低レベルの作品は出会えないだろうと思っていましたが、今年も出会ってしまいました・・・まぁよくここまで!という作品です・・・あくまで個人の感想です。



深夜に電話で起こされる男が向かった先は病院。男はそこで記憶喪失に陥った有名警部に真相を聞き出す役目を与えられた精神科医でした。有名警部の服には血痕があり・・・というのが冒頭なんですけれど、本当に、ヒドイ思わせぶりですよね・・・文章にすると如何にオカシイか?を実感させられます。



あんまりなんで、もう少し続けますと、



イタリア語圏、さびれた寒村アヴェショー。クリスマスまであと幾日というある日、敬虔な信者で育つ少女アンナ・ルーが失踪します。家出として片づけられそうになる中、マスコミを使った捜査を行うヴォーゲルは、早速捜査に着手します・・・くらいでしょうか・・・


ネタバレ無しで、欠点を列挙します。


1思わせぶり
2あまりに突飛
3辻褄が合わない
4びっくりさせる、為だけの設定

という事の連続なんです・・・私は辻褄が合わない、というのが1番イライラします・・・こう考えれば、とかこういう順序なら、とか少しでも余地があれば、受け手の想像に任せる部分があってもイイです。


しかし、この映画の中には、そういう余地もなければ、辻褄を合わせよう、という努力が感じられません・・・


どうしてこの映画に2点以上つけてる人がこんなにいるのか、私には驚愕の出来事です。

ネタバレありの感想は、コメント欄にて・・・誰かこの映画の良い部分を教えて欲しい、雰囲気だけじゃん・・・