#新聞記者みた
オールドメディアにしか接していなければ ホントか？真実か？信じるのか？ って流れになるのかもしれないけれど ネットを見ていれば 既出のエピソード。
それを再構成してある。
TLは ホメ一色だろう。
あえて 現政権支持者だったら... という視点で鑑賞。
”国家の安全のため 政権の安定をはかるのは当然のつとめ”
このフレーズは 政権支持者の心を鷲掴みにし ”多少のこと”で政権が揺らがぬようにあの手この手をつくすのは ”優秀な組織”として映るだろう。
国家権力が自らに都合の悪い情報を改ざんし、責任を個人に押し付け、嘘を拡散することが、観客個人の生活を脅かす、その危険性を突きつけてくるまでの迫力は残念ながら感じられない。
霞ヶ関が悪い。
メディアが悪い。
所詮 他人事の範疇。
内調情報官を演じる 田中哲司 の視線はなかなかコワイ。
社会が安定し仕事が減っちゃった公安が 自らの生存を目的に行動する。捏造される反逆者たち。
狂った妄想が 官僚社会に "恐怖”をもたらす。
その空気感がじわっと演出されている。
権力の番人であるかのように あっちとこっちの境界に立ち、にっこりと松阪桃李を手招きするあの感じ。
万能感あるだろうなぁ........
他人事であれ、巻き込まれた官僚が、自分や家族の生活を根こそぎ奪いさられる恐怖にさらされていることだけは理解すべきだろう。
わりと飄々とした演技の主役の女優さん、 サニーの主演の方でしたね。
新聞社の社会部。
メディアの腐敗を描く 相場英雄の『トップリーグ』のような視点も欲しかったが。。
スポンサーに イオンというのも........ ああ それでイオンシネマ。
TVCMできない という宣伝の仕方。
”こんなのTVじゃ流せないよね
”うんうん
という コンセンサスが 実は一番おかしいのだ。
Nスペ でやればいい そんな作品だもの。
