いきなり関係ない話で申し訳ないんだけれど、正月明けに 嶋崎斗亜が『恋を知らない君へ』を歌っているのを聴いた。
嶋崎は 本作で板垣を演じた青年だ。
上手い.......領域にはちょっと届かない 不安定なところも多分にあるのだが、しっかりと気持ちが乗った歌唱で....
~ 嗚呼 あなただけは消えないで
~ 戻れるならあの夏へ
それで 『あの花が咲く丘で〜』を見ておこうと思い立った。
愚かしい戦争がを起こす人物がいて戦争がなくならない、悲惨な現実が連日報道される今、「戦争は愚かしいもの。絶対にやってはならないもの」という思想を堅守することの意義を考える。
そもそも 少女漫画的な展開だし、こんなではなかっただろう?という箇所は多い。
でも、そのおかげでこの作品は見やすく、一番のヤマであろう 現代の女子高生の反戦姿勢と特攻隊員の考えがぶつかったり、自爆攻撃の意義を問う対話が鮮明に残る。
冬休み映画だったようだが、受験シーズンを終え春休みにかかるまで、劇場で見られるようであってほしい。
その価値がある作品でしょう。