（大冒険・地獄旅行未鑑賞）
設定も時系列も人間もぐだぐだなのにそれなりにまとめた上で、音楽という概念にここまで心を震わされるなんて。
92分の尺のせいか訳分からんままあっちゅう間だったけど、間違いなく、誰もが今楽しむべき傑作。
いやー冒頭から切実だなー。音楽愛してる証拠だと分かっていてもマジで笑っちゃうわw。こいつら、"バカバカしい"じゃなくて" バカ "なんだよなただの。
いやぁコメディ映画の感想のむずい所って「コメディってただ笑ってりゃいいだけなのにそれを冷静に評価しなきゃいけない」なんだよね。...察してほしい笑。
何でこんなバカ丸出しの映画に良い感じの感想書けるのやら...羨ましいです。
カルト映画として成立してるシリーズものだからこそ出来ることとしてやはり"手抜き"を効果的に使ってて憎いわー。「大林宣彦作品並みにCGが雑」はカルト映画に対しちゃあ褒め言葉だから。
そして時系列に関しても、未来の二人がどこまで覚えてるかも曖昧だし、場合によっちゃムカつくレベルなのに笑って済ませる。
77分ってリアルに短な数字だよね。それなのにロボットの超リアルな感・情にも狂わされながら何重も重荷を背負った未来、と同時進行に行われる完璧な代替わりとがラストのアレで混ざり合った感覚！！！
要の一つ・とある人物との邂逅は前作観てないと盛り上がれなかったが、それにしても、自分が今求めてるものはこの中にあった気がした。
