dddd

スウィング・キッズのddddのネタバレレビュー・内容・結末

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

D.O.(ド・ギョンス)にハマって鑑賞第2弾。
ディオの悪い演技、めちゃくちゃ格好いい。
途中挟まれるよく分からんギャグはよく分からんかったけど(笑)、基本的に楽しく観た。
ディオが好きで観てるので、ストーリーへの純粋な評価はできないけど、ディオが好きな人が観るのには最高だったと思う。


ポスターデザイン的に、途中までハッピーエンドやと信じていたので、怒涛の展開にびっくりして悲しかった…。

好きなものをただ好きと言えない。
人が好きだと言うものをただ認めてあげられない、純粋な気持ちが立場や思想によって踏み躙られてしまうのを観るの、とてもつらかった。
ロ・ギスが最終的にどうなったのかは描かれてないけど、脚を奪われて生かされるくらいなら、いっそあの場でみんなと殺された方が(観てる側としては)つらくなかった…😭

だって「皆殺しにしろ」と命令されているあの場で、丸腰の処分対象を相手に、銃口を足にずらす必要なんてなかったじゃん。
それをわざわざずらしたってことは、あの米兵はロ・ギスまでも射殺することに躊躇したということで、それならばどうしてスウィング・キッズたちは死んで、ロ・ギスも両脚を奪われなくったってよかったじゃん…………😭



時代や立場や環境によって奪われてしまうものがある。
それがいかにばからしくて、悲しくて、美しくないことか、こうしてみれば分かるのに、いざ自分が同じ状況になったとき、人はたやすくそれを見失ってしまうよね。
いまは(日本は)戦争中じゃなくて、どの国のどんな文化を好もうとも自由だけど、それでも誰かが大切にしているものを貶したり、認めなかったり、偏見やレッテルで憎みあったりすることはありふれている
少なくともそういうことを自分はしたくないなとおもった。
dddd

dddd