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天気の子のshimoのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしいの一言です。何でこんな映画作れるんですか。。。本当にすごいです。

皆さんもお気づきかもしれませんが、
宮崎駿監督作品の
・天空の城ラピュタ
・千と千尋の神隠し
・崖の上のポニョ
の三作をミックスして、上手く現代に当てはめた映画です。

三作を代表するシーンに似たシーン、設定がいくつも出てきたように思います。
一番似ているのは、天空から帆高と陽菜が降りてくるシーンです。千と千尋のあのシーンと似ています。
他にも、
・天空の世界の設定はラピュタ(陽菜はシータですね。)
・母から受け継いだネックレス(?)はラピュタ
・天空に住む龍は千と千尋とラピュタ
・働くうちに女の子が生き生きしてくるのは千と千尋
・異世界に冒険した子供が大人に成長するのは千と千尋(少年→青年に)
・陽菜が帆高に作るチキンラーメンの料理は崖の上のポニョ
・大雨が降るのは崖の上のポニョ
・水が魚のように動くのはポニョ
・水びたしの中をカーチェイスするシーンは崖の上のポニョ

君の名は。は「転校生」と「時をかける少女」をミックスしたような作品でした。
今回はこの三作を天才的な力で織り交ぜて見事な仕上がりになっています。

「君の名は。」は天災から"逃れる"物語でしたが、天気の子では天災を"受け入れる"という異なる結末を見せてくれました。
日本を代表する見事な一作だと思います。
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