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天気の子のhayatoのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.5
【僕が出会ったのは、100パーセントの晴れ女!!??】

★名台詞

〇帆高&陽菜『雨、雨。雨、雨。雨!』

2人の続けて言うシーン。鳥肌モノ。

〇陽菜『ねぇ!今から晴れるよ!』

さすが、晴れ女。

〇陽菜『私、知らなかった。青空が欲しい人がこんなに居たなんて。』

これは、みんな願うんだ。みんなの願いが叶った時には未知の感動が生まれる。

〇帆高『天気って不思議だ。ただの空模様にこんなにも気持ちを動かされてしまう。心を。陽菜さんに動かされてしまう。』

これが大事にするということ。

《ストーリー》◎
《演技》〇
《音楽》◎
《展開》〇
《笑い》〇
《感動》◎
《泣》◎
《ハラハラ度》〇

★感想

天気って不思議だ。
ただの空模様なのに、みんなの心に響き合う。

曇り、雨

=憂鬱、静けさ、濡れてしまう、涼しい、台無し、イベント中止。



=恐怖。

晴れ、快晴

=穏やか、元気、暑い、予定がスムーズに行う、イベント開催!

確かにただの天気なのに、みんなの予定などに左右されていく。
この題材と恋愛を繋ぎ通すのが新海誠監督として素晴らしいなぁと思った。

主演の二人も決して悪くなく、耳に聞きやすく非常に安心して見られた!確かに本田翼の演技は聞いてて、そのまんま本田翼やん!って思っちゃったけどね笑
ただ、小栗旬、倍賞千恵子が脇を固めてとっても良く、前作の君の名は。を見たらおっ!というシーンもあるので、是非君の名は。を鑑賞してから見て欲しい。

実際驚いたのが、うちの会社内のあるフロアが使われて映っていてとても嬉しく思った。
あれ!?ここ、舞台に使われてるわ。
ってなると嬉しく思ってしまう。

六本木ヒルズで鑑賞したのが良かったのか、ちょうど鑑賞したのが梅雨明けくらいで雨降るのかどうか、という天気だったのだが、快晴。
現実とリンクしたと思ったのか鳥肌で、鑑賞し終わってからも余韻を浸りながらも感動するとは何という作品。と思った。

チャーハンや、日清のカップラーメンなど、私たちの身近で作れたり食べれたりする食事というのが、映画に出てくる作品って結構好きで、見た後に、『あっ!美味しそうだから食べてみようかなっ!』って思える!

俺的にはもっと物語に深堀をして欲しかったのだが、終わり的には良き作品だった!

まさにRADWIMPSによる新海誠のための映画だと思ってしまうほどRADWIMPSの曲で包まれている。
RADWIMPSと新海誠が出会った時、『お互い初めましての気持ちでやりましょう。僕以外の女性ボーカルを入れてください。』という会話があって、そこでオーディションで三浦透子さんが選ばれたらしい。確かに天気を晴れさせるような声をしていて印象深かった。

晴れ女、晴れ男ってホントにいるものだなって思える。
男には諦めちゃいけない時だってある!

私も晴れ男だから、頑張って晴れマークにして行きますねっ!笑
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