マーティT800IMAX

2分の1の魔法のマーティT800IMAXのレビュー・感想・評価

2分の1の魔法(2020年製作の映画)
3.7
安定の面白さでした😊♬

ただ、期待値は超えず、残念❗️といったところです。

もう、ピクサーは〝面白くて当たり前ハードル〟が高すぎて高すぎてまいっちんぐ。

僕が他にも大好きな、マーベルや、ミッション・インポッシブル、ワイスピシリーズとか、新作が発表されるたびにもう観る前から、

「面白くて当たり前」

の、ハードルが自分の中で高すぎて、かなり贅沢な悩みになっています。
自分以外でも、そういう方いるかしら😭?

あたい、もうそんなんじゃ満足しないの、出来ないの❗️の、カラダになっちまったみたい。


というわけで、今作❗️

間違いなくおもしろいです。
それは言うときます😊

ただ、、

ここからは、満足出来なかった点ばっかりになっちゃいますけど、、、

とりあえず、大前提の設定が、

「鋼の錬金術師」のまんまやないかい問題なんです💦

そう、まんまやないかい問題w

これは観る前から感じてたんですけど、本編もハガレンのまんまでした。

どうしても比べてしまって、今作の兄弟が何も失わないで、何もリスクを負わないでお父さんを蘇らす事が出来る点に〝浅さ〟さと、〝薄さ〟を感じてしまい、冒頭からすっと気持ちが入っていけなかったです。
エルリック兄弟の覚悟と、失ったものに比べたら、、、。
別作品の事は別として切り離してレビューすべきなのに、そこはどうしても個人的に引っかかりました😭

今作のキーアイテムはもはや、賢者の石w

まんまやないかい❗️

後、平凡な高校生の主人公が、実は凄い魔法使いの才能があった❗️とか、何十年前からある設定やねんとww
ここにきて捻りゼロ❓


絵も綺麗で、グラフィックはもはや神の領域なのではというレベルの、半端ないクオリティでとっても良かったんですけど、
脚本とプロットに関しては、良い意味で言えば「王道、安定」のピクサー作品。
それ以上でも以下でもないという、複雑な気持ち。

もう、面白さの法則通り、面白さのお手本のような大筋でした。
カレーは美味い、という当たり前の領域と同じ。
完全に、面白さのレシピ通りです。

レシピの中身は、

兄弟・家族の絆と大切さへの気づき、
故人に会いたいという人類普遍の想い、
ハラハラドキドキの大冒険とバトル、
個性的なキャラクターたち、
魔法や呪文の登場、、、、、。

いやもう、これおもしろ幕の内弁当w
ご馳走様です❗️のやつ。

良い意味ではそうなんですけど、これじゃ満足出来なくなったあたいには、物足りなく感じてしまい、、、、

悪い意味で言えば、

〝ピクサーのおごり〟

すら、感じてしまいました。

ポップな世界観の中にも、

〝深み〟と〝メッセージ性〟を‼️

僕はそういうピクサー作品が好き♬


だけども、もちろん今後もピクサー作品楽しみにしてます❗️
大好きです♬
自分の中では最高の、
「リメンバー・ミー」と「トイ・ストーリー3」を超える作品を期待して😆

ピクサーの格の違いってやつを、見せてくれぃ‼️