カンパッチー

ラン・ローラ・ランのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)
3.3
当時はアニメーション挟んだり、音楽が劇中鳴り止まないテクノBGMとスタイリッシュで新しい映画でしたね、改めて観るとお前そんな焦るんならバイクのとき焦れ!とか電車に大金忘れるなとかヒロインやマニにイライラしますが、清廉潔白ではない詰めの甘い2人だからこそ観ていられたのかなぁ…。

タイムループと言うより数多の選択肢の中で選んだ結末を見せられる作品で、その中の登場人物もバタフライエフェクト的に色んなパターンのその後があるというか…しかし、最後頼るのカジノかー、運頼みかい!とかマイヤーさん、どんなパターンでも事故るのねとか笑っちゃいました。

ボールは丸く、時間は90分。
それだけが事実で、あとは推測と冒頭に警備員が意味深に言ってましたが、結局バイクを盗まれて、マニが金を電車でなくしたことが事実、あとの3つのエンディングやモブたちのその後は推測でしかないということなんですかね?つかエンドロール見づらいですよね、ホームレスのその後も見せて欲しかったな、あいつアレをゲットした後どうしたんだろ?