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リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様のKentaCのレビュー・感想・評価

4.0
原作ラストから3日後、武者修行のために渡米した越前リョーマが過去にタイムスリップし、全米オープン決勝前の父と出会い、ギャングに追われることになる物語。

3DCGアニメという『テニプリ』にとって新たな試みながら、ファンが望み期待する「テニプリらしさ」に溢れた作品になっており、原作作者の許斐先生が制作総指揮という安心感も相まって、原作ファンおよびテニミュファンは確実に楽しめるであろうエンターテインメント作品に仕上がっていました。

ボールがぶつかり合ってその衝撃でタイムスリップする…という冒頭からもはや訳が分からないトビ具合ですが、細かいことは気にせず楽しんだ者勝ち!なのはこのシリーズ全体に言えることですね。
現役時代の父親との対面と交流という、ファンが見たかった、ツボを押さえた展開も流石でした。

また、約5分間途中のシーンが異なる『Decide』『Glory』 の2バージョンあるという贅沢ぶりで、自分は『Glory』の方を視聴しましたが、リョーマの「西暦何年っスか〜」やそれに対しての跡部様の返しあたりの、凄まじい歌詞が展開されるミュージカルシーンがとにかく最高すぎて、満足度非常に高かったです。
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