NOPEが面白かったのでジョーダン・ピール監督の過去作見ようと鑑賞。
幼いアデレードは両親に連れられてサンタクルーズにある浜辺の遊園地に居た。親がゲームに夢中になっている時にふと浜へ行きミラーハウスにはいる。そこで姿形が自分にそっくりの少女と出会う。
私ホラー死ぬほど苦手なんですけど、NOPEは全然怖く無かったし、ストーリーのあるホラーは楽しいよね！大丈夫だ！って気楽に見始めてほんと怖くて泣くかと思った🥲
冒頭のミラーハウスの場面でこれは無理なのではと思い始めて、赤い家族が外にいる時点からもうほんと無理ってなったけど頑張って最後まで見た。
NOPEもですが伝えたい事が明確で、ホラーと一括りにしてしまうような作品ではないのは確か。クローン家族、アメリカの地下には使われないトンネルがある、冒頭のキャンペーンを黒人がするとアメリカの光と影が投影され社会問題をしっかりと取り上げている。
印象的なのは、ルピタ・ニョンゴの二人一役。全くの別人のよう。でも違うように見えて、よくみると同一でその表裏一体感がとても伝わってきた。ジェイソンの頭を使った戦い方も面白かったな。
そしてラストは何となくそうなんじゃないかなぁ…が、そうだった時の絶望感。あれは最初からそうなんじゃなくて、あのような環境に放り込まれたら誰でもああなり得るってことよね。色んな意味で恐怖の作品でした。
