最近の韓国映画は、ほんと面白いですね〜
捜査に失敗ばかりで、解散寸前の麻薬捜査班が、張込み捜査の成り行きで始めた唐揚げ屋さんが大繁盛して、捜査どころではなくなり…というお話。
とにかく麻薬捜査班のメンバーが、個性派揃いで、シチュエーションとキャストだけでもう十分面白さが保証された感じで、安心して観ることができました。
なので、そういう意味ではちょっと途中の展開の意外性に欠けたかもしれません。
でも、最後に意外な展開が待っており、アクションも満喫できて、ある意味恋愛もの？としても楽しい仕掛けが待ってますので、伏線回収にニンマリしますよ〜
女っ気ゼロの刑事を演じるイ・ハニさんがおもろくて、コメディ演技に可愛らしさがあって楽しませてくれますし、水原出身で絶品唐揚げを考案するチン・ソンギュさんが、『犯罪都市』で魅せた超凶暴な暴力団員から一転して笑わせてくれるキャラクターをさすがの癖のある演技でまたまた魅せてくれて、楽しかったです。
数年前に水原に出張に行った時に唐揚げ食べたら美味しかった記憶が蘇ってきて、嬉しかったです。
ほとんどがお笑い場面ですが、班長の奥さんが実は本当の意味で夫の仕事のことを理解しているところがちょっとじーんとさせられたりもします。
悪役の描写も手を抜かずに凝っていて、エンターテイメントとして丁寧に作られているのに感心しましたし、何より作り手がめっちゃ楽しんで作っているのが伝わってきて、なんだか不思議と元気が出る映画でした。
今後も韓国映画からは目が離せませんね〜！
