あむ

最高の人生の見つけ方のあむのネタバレレビュー・内容・結末

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2020/07/12 昼過ぎ 初見鑑賞
映画三昧の週末3日目◎7作品目✌︎❤︎

やっと日曜日のレビューです‪っ ̫ -˘‬
もう新しい週が始まっちゃっていますが…
映画三昧の週末と勝手に決めて、気になっていた邦画をひたすらに漁った3日間。
最終日の最初に選んだのは、以前洋画版で鑑賞した【最高の人生の見つけ方】のリメイク版!

個人的には、自分が女と言う事もあり、こちらもとても楽しみにしていました!

結果、洋画で鑑賞した際とは違った感動があり、とても涙が溢れました。
リメイクなのでストーリー展開やオチは、分かっていますし、割と近日にオリジナルの方を鑑賞したので、期待し過ぎない様に気を付けていたのですが…お陰で別物として楽しめました❤︎"

1番感じている事は、もっと日常を大切に丁寧に生きたいなと言う事です。

今作は恐らく女性の方が心にグッと来るメッセージ性があると思いますが、是非、男性にも、夫婦やカップル、パートナーにこんな悩みが無いか等を、今作を通して、再確認して、見直して貰えたら良いなと感じました。(偉そうにすみません。)

題材は同じでも、舞台が日本。
やはり、とても身近でオリジナル鑑賞の時より、リアルに感じられました。

スケールが洋画に敵わない事は、仕方が無いと思います。制作費が違いますからね…
そう言う点は上手い具合にカバーされていたと思いました。人間の思考を上手く利用していると言うか。説明が難しい…

※以下、ネタバレ要素含みます⚠️
(今回はネタバレボタンも押しています!)

まず、展開は同じでも、2人の境遇がオリジナルと違って、もっと女性目線で親近感が湧くような構成になっており、心に響くセリフやシーンが多く感じました。

家庭内での事に重きが置かれ、家族問題、主婦として生きる人生と、キャリアウーマンとして生きる人生…
色々な目線で、色々な感じ方があると思います。

幸せの在り方は未だに分かりません。
でも、長い人生の中でこの先、価値観が変わるかもしれないなと改めて感じ、また見方や、環境次第でいくらでも変わる代物。
幸せって1つじゃないし、その人次第で、また人生の数だけあるんだと。
大切に毎日を生きていれば、自分なりの答えに辿り着けるかもしれない‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬
そんな風に思わせてくれました。

何でかは分かりませんが、無性に、ももクロのライブシーンで涙が出ました。
こんな風にはしゃいでいても、ここに居る全員がいつか必ず死を迎えるし、ステージに上がった2人の笑顔を見ていると、死の重みを痛感しました。
同時にスケールが小さいと思わせない演出の1つだなとも感じました。ライブ会場はとても大きく広大に感じますからね。
頑張らなければ、届かないものに手を伸ばし、叶えて行くと言うストーリーは、オリジナルとは違い、鉄棒だとか些細な事の繰り返しではありましたが、ある意味ライブもそうですし…
そんな作中にある些細なセリフが何度も心に突き刺さりました。

吉永小百合さんと天海祐希さんのタッグなんて、そもそも素敵なのに…
年上の幸枝さんがいつもマ子さんに敬語で、低姿勢なのが、生き方の丁寧さを物語っていたように思えました。
それなのに、浮気現場の話題をマ子さんに持ち掛けられると「とてもチャラかったです」は笑いました(๑⃙⃘ˊ꒳​ˋ๑⃙)
吉永小百合さんの口からチャラい( ˊ࿁ˋ )笑

マ子さんがお金を持っている理由も明確で、2人の人生は対照的。

マ子さんの言う「ずっと誰かのために働いてきたから、きっと意味のない事をしてみたかったのよ、乾杯王様!」は、オリジナルに通じていた気がします。
意味の無い時間を過ごすって、忙しない人生の中で、この上無く贅沢な事ですよね。

ずっと低姿勢だった幸枝さんが、旅館で、《平凡な主婦》《退屈な人生》と言う様な事を、マ子さんに言われた時に「わたしの人生を馬鹿にしないでください。平凡な主婦の退屈な主婦だって、呑気で気楽じゃない。諦めた事だって一杯ある。私は何か残した訳じゃないけど毎日毎日とにかく精一杯で…」と、語るシーンは重たかった。
(セリフ1部違っていたらすみません。)
税金を納めているから偉いと言う訳では無いですよね。(いや、偉いんですけど。)

幸枝さんは冒頭から旦那に言えず、旦那は何もしてくれない、娘からも突き放されて…辛い事が多かったですが、最後まで物語を見届けるとどうでしょう。
マ子さんの言う通り…
「お金はどれだけ稼いでも墓場まで持って行けないと言うけれど本当ねぇ。だけど私には会社という子どもが残った。、それで十分」と言うメッセージは苦しかったけれど「あなたに出会えて良かった」そう思えるのは、何も家族、旦那の存在だけと言う訳では無い事も教えてくれました。

冒頭のロケットの意味もやっとラストに分かりましたが…
唯一、腑に落ちないのは、死ぬまでにやりたい事リストが12歳の、2人とは無縁の子のお薬手帳に書かれた物だった。
それも良かったし、その12歳と言う若さで病を患い放たれる「子どもだって死ぬ時は死ぬんだよ」と言うセリフもとても響いた。
また、その子の弟が言う「狡いんだよ、お姉ちゃんばっかりママの事独り占めにして」と言うのも、子育ての難しさを教わった気がした。
なのに、生きてるんかーい!( ˊᵕˋ ;)
うん。。。生きているに越した事は無いのだけれど…感動に繋がっている部分ではあったので少しフリーズした。笑

あの京都で食べていたパフェって実在するのかな?あそこのシーンも良かったけど、四条河原町からもう色々あって集中力切れてしまって、違う事が頭を過ぎってしまい、このレビューを書き込んで良いものかと悩む程に、入り込めなくなってしまった事が心残りで残念です。
自分の問題なんですけど(´・ω・`)
きちんと見直してから書こうと思いましたが、とりあえずそんなに難しく考えなくてもいっか☆と開き直りレビュー。

本当にレビューが長すぎて、鑑賞スピードに追い付かないので、自分用とは言え、次からサクッと書きます。

また、フォロワーさん50人ピッタリ✌︎❤︎
いつもいいねやコメントありがとうございます!皆さんのレビューや鑑賞歴、参考にこれからも映画ライフ楽しみますꪔ̤̮  ꪔ̤̥
あむ

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