生きたいように生きている人を見るのは楽しい。
それを気持ち悪いと言う人は、自分が本当は何を嫌悪しているのか振り返ってみるといい。自由に生きられていない自分への嫌悪なのではないか。
愛を持って生きているだけで素晴らしい。
狭い島の中で、この壁のなさはほぼファンタジーだが、そういう映画がどんどん現れて周りに"自由"を刷り込んでいけばいい。
とにかくとにかく、どのご飯も普通なのにとても美味しそうだった。
ご飯作りもメイクもとても丁寧に描かれていた。
うわべを飾るメイクでなく、心を彩るメイクになっていったのがよくわかった。
ネタバレ?
結婚は愛だというセリフがあったが、それなら結婚はいらない。結婚は愛に付随する特典付きの制約ある契約。
今のところ同性同士にこの特典付き契約制度は適応されず、映画での結婚はまさに愛だけなのだが、結婚という言葉を使う意図が少し気になった。
あとは、母親という役割の固定も。しかし、"おかあさん"のようになりたいという固有名詞的な役割だからいいのか。