"一年遅れで聞く春の詩"
記憶が正しければ去年の3月末に公開予定だったのが、伸びに伸び、劇中で観るタイミングを逃した自分はこの5月にようやく鑑賞した。
何かこの事実が作品云々よりもじんわり来てしまう。忘れてた宿題を思い出し、一気に片付けた感じ。
耽美的で哲学的なセリフが時に思考を止め、クライマックスでの閃光魔術のオンパレードに目を奪われる。
ラストは悲しいけど、ちゃんと報われてる気がして良かった。
悲しみを越えて、時間が人を大人に変え、魔法がかった春の土を踏む。
いろいろ時を越えて、このタイミングで見れて良かったアニメでした。