がらくた犬

ある船頭の話のがらくた犬のネタバレレビュー・内容・結末

ある船頭の話(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

BIFF2019
Sohyang Theater Centum City
295 10-06 13:00
They Say Nothing Stays the Same
도이치 이야기
ある船頭の話

上映後GV
オダギリジョー監督

開幕式不参加だったから来るかな?来ないかな?と思っていましたがいらっしゃいましたね。それも監督自ら場内中央に座られ一緒に鑑賞するという。暗くなってから関係者席の辺りにすらっとした美人さんがお座りになりましたが…奥様ではなかったのかな?あと男の子も居ましたけど…。
本作は製作陣のメンツが凄いのは勿論なんですがそれ以上に監督・脚本を手がけたオダギリ監督のセンスと才能を垣間見れた作品。私は好きだなぁ。本当良かった。
だってドイルが撮ってワダエミが衣装だからって全て良い作品になるとは限らないでしょ?
奏者を生かすも殺すも指揮者次第なわけでオーケストラでの指揮者自身が最高級の奏者である必要は全くないんだからね。オダギリ監督のプロデュース力だと思いましたけどね。

GVでは質問の挙手が沢山上がりましたが日本から来たと言う方が2人も当たりましたので私や友人達も含め相当数の日本人があの場に潜伏していたんだと思われます笑。日本の俳優さんにはこんな機会でもないと会うことが本当に難しいですから…ましてや直々に質問出来るんですからね。やはりファンは✈︎飛んで来ちゃいますよね笑。
私の両隣は韓国人の若い女性でしたし若い韓国人男性が日本語でファンですって言って質問してましたし韓国人ファンも沢山いらっしゃいました。

水墨画のような美しい情景はドイル目線で引き出され少女の赤の衣装は担当のワダエミさんがタイトルの花と血からのインスピレーションで赤がいいとなったとか。

柄本さんは言わずもがな演技が良かったとか私から言うのは烏滸がましいので置いといて…虹郎くん大活躍でしたね。今回のBIFFで観た邦画2作品に割と重要な役どころで出演していたので虹郎くん良かったです。
あと主演の女の子も魅力的で今後が楽しみだなぁ。

ずっと船頭さんの日常のお話でだんだんサスペンスになってきて最後どうまとめるの?と思っていましたがあの展開は非常に良かったですね。

"オダギリジョーは只者ではありません"