ShiroKyogoku

ある船頭の話のShiroKyogokuのレビュー・感想・評価

ある船頭の話(2019年製作の映画)
2.9
俳優陣の演技や一つ一つの丁寧すぎるほどの映像の美しさは申し分ないのだけれど、いかんせん脚本が…
映像美以外にも川の流れや虫の自然の音だけで情景を引き立てる音楽としていたりして魅力ある部分がとても多いだけに、ストーリーが自分にはイマイチすぎて勿体無く感じてしまった。
最終的に言ってる事はわかるんだけど、そこに辿り着くまでの過程は、他にも色々な表現の仕方があってもよかったんじゃないかなぁとか。
でも、オダギリジョーの秘めていた表現の世界に触れられることができ、その独特の美しさを知る事ができたことは収穫だった。今後の作品も観てみたい。

折しも先日、最後の一社となっていた高松と本州を結ぶフェリーが休業する事が報道されてて、なんか現実問題として寂しく感じた。
映画と同じで、瀬戸大橋が出来てからは1度も船に乗って香川に行った覚えがないなぁ…
ShiroKyogoku

ShiroKyogoku