かなりの傑作‼︎
新しき世界にも似た世界観で、始まりから一気に持ってかれるパターンだった‼︎
序盤の組織の人たちのビジュアルが開襟シャツにサングラスとか昭和感全開で、とても舞台が最近だとは思えないコテコテヤクザ映画だけれど、物語は単なる抗争とかじゃない。
全てを得るために無慈悲になった男と、全てを失い無慈悲になった男の愛にも近い友情と裏切りが積み重なる。
更にそこにマフィア系映画の要素のいいとこ取りをしながら、最後の最後まで色んなパターンの着地点の想像を掻き立てて目を離させないストーリー!
アニキのソル・ギョング、ほんとすっごい俳優さん✨特に今作では場面場面での多様な笑い顔が印象的。
こないだ観たソウォンでのお父さんと同じ人とは思えない!
ちょっと大杉漣に似てると思った(笑)
一方で初めて見たイム・シワンという人も序盤の初々しい感じとラストとで全く違う表情になっていて驚いた!
邦画でも、こんな感じの男臭い映画をもっと作って欲しいなぁと思う。