このレビューはネタバレを含みます
テレビシリーズの続き。
奈落を目指すリコ達に立ちはだかったのは、黎明卿ボンドルドだった……。
めちゃくちゃ面白かった。
だいぶ心えぐられたけど……。
メイドインアビスは、可愛らしいキャラクターにえぐい内容を突き付けられるから、落差でよりえぐみが増す。
プルシュカが純粋なだけに余計苦しかった。
本作限らず、メイドインアビスは、メリハリがしっかりしている作品だと思う。
楽しむときは楽しんで、棘があるときは一本だけではなく百本の棘で刺す。
料理シーンなど顕著ではないだろうか。
残酷なアビスの理とは裏腹にご飯を食べるときは明るいシーンとなっている。
それは、『生』に直結しているという意味合いで食事を取り上げているのだと思うが、アビスの現実もよりリアルにしていると思う。
また、アクションシーンもかなり気合の入っており、見応えがあった。
カートリッジのシステム、ガチでグロすぎるなあ、
あと、キャラといい、作者の性癖が存分に出ていた。
女児に下の話させるなよなあ。
けどとても面白い作品だった。