現時点で今年ベスト！！
こんなに泣くとは思ってもいなかった！
個人的には2016年のポール・フェイグ監督によるリメイク版は好きにはなれない映画でした。なぜかと言うと、オリジナルへの愛がないからです。オリジナルキャストの配し方、特にビル・マーレイの扱いは絶対に許せなかった。とても『ゴーストバスターズ』が好きな人が作ったとは思えない映画でした…
しかし、30年ぶりの"続編"となる
『ゴーストバスターズ アフターライフ』はどうなのかというと……
1、2作目のアイヴァン・ライトマンから実の息子であるジェイソン・ライトマンに監督は引き継がれ、"新世代への継承"をテーマに、作品への敬意と今は亡きハロルド・ライミスへの愛に溢れた理想的な"続編"でした。
シリーズへの思い入れがない人はどうかは知りませんが、僕はもう涙腺崩壊です…
プロトンパック、ゴースト捕獲装置、PKEメーター、ジャンプスーツ、滑り棒、ECTO-1などが映るたびに、自然と涙が…
ぼろぼろになったECTO-1を直して、走れるようになったときは懐かしいやら美しいやら、涙が溢れて止まらなかったです。
そしてクライマックス。
"主役は遅れてやって来る"とはこのこと。
あれはもうずるい〜 このシーンで、ある人物をCGで見せる演出があります。これは賛否が分かれるかも知れませんが、このクライマックスのためには、この演出は絶対に必要だと思います。このシーンでの"彼ら"が"彼"に向けるあの眼差しがもう泣ける！！！
その後のエンドロールも泣ける！
劇中では一度も使っていなかったあの曲をあえてここまで溜めて〜溜めて〜 ドン！と流れるあのタイミング！！最高です！！！
この焦らし方はズルいわ〜
鳥肌が立つくらい最高にカッコいい！！
めちゃくちゃ面白かったですけど……
正直続編は出ないでほしい……
なぜなら、この"特別"な映画が最高過ぎるからです。絶対に続編は出さないでほしい… けど……… 受け継いだ彼女たちのその後も観たい………
製作陣の強い"意志"を感じる、
素晴らしい大傑作でした！！！！！
(余談)
アメリカでの上映中のリアクション映像がYouTubeにアップされていますが、凄く良いです……
