小川勝広

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場の小川勝広のレビュー・感想・評価

3.8
アクション映画の描写は、見えない約束事が多く、色々とやらないといけないことがある。

特に戦争映画は難しい。

敵と味方、集団と個人、
方角、いつ?どこ?のマッピング、
登場人物の感情のつなげ方、
身体の傷、こころの傷み、
観客に伝導する感情の表し方など。

敵と味方がわからない、
単に戦闘シーンをみせられてるだけでつまらない、
多くの方が経験してるはず。

本作はかなり技術は高い。

そして、1番大事な事。

何故この作品をつくるのか?
(やり過ぎると鼻をつままれる)

が、明快なところ、
そして、
LOVEを隠し味またはあからさまに調合してくるところ。

カーリン、カカリン、カマヤ。