げんげん

DUNE/デューン 砂の惑星のげんげんのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.2
IMAXにて鑑賞しました。

ストーリー★★★
映像★★★★★
音楽★★★★★

って感じです。
劇場で見て良かったです。つまらないだの、退屈だの、続編ありきで完結してないだの言われていましたが私はこの映画を劇場で見て本当に満足しました。ちょっと映像の凄さにニヤニヤしてしまいました。

映像でここまで鳥肌たったのはジェームズキャメロンの『アバター』以来かもしれません。砂漠、砂の粒子、砂嵐、煙、炎、雨、飛行機の羽…ありとあらゆる映像に見とれてしまいます。灼熱の熱風でさえ感じ取れてしまうのです。是非IMAXやドルビーシネマでの鑑賞をオススメします。

音楽はハンス・ジマーです。ズーンと重低音が劇場に鳴り響きます。話によると砂の惑星はハンスジマーの愛読書だったらしく、『どうしてもDUNEの音楽をやりたい』と盟友クリストファー・ノーラン監督の『TENET』の音楽を断ってまで参加してます。気合いが違います。

ストーリーは実にシンプルです。ただ、用語が多いので是非予習しましょう。公式HPの相関図と用語解説を見ておくだけでだいぶ変わります。
少なくとも、主人公ポールの母がいた組織『ベネ・ゲセリット』とは何でその教母は何なのか、『声(ヴォイス)』とはどんな能力なのか、『サーダカー』とは何の組織なのかは予習しておきましょう。あとは過剰なぐらい説明してくれるので大丈夫。
そして映像を楽しみましょう。

2021年87本目
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