コパンダ

DUNE/デューン 砂の惑星のコパンダのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.0
荘厳で美しいビジュアル。
重厚でシリアスなストーリー。
全てが一流の映画なのはわかる。

だから言いづらいのだが、
楽しくないんだよなー
ドゥニ・ヴィルヌーブ。

「メッセージ」とか
「ブレードランナー2049」とか
映像美や壮大さ、凄いよ。

でも笑わす気ゼロなんだもの。
どうやらこの監督とは相性が悪いみたい。

スペースオペラの今作。
主人公の設定説明は凄いしてくるけど、

あっ!こいついい奴だなーとか
この子意外と面白いなとか、

そういう主人公を好きになる描写を
全然入れてくれないから、

感情移入できないまま
ガンガン説明だけ進んでいく印象。

だから全てが他人事って感じちゃう。

悩みやら宿命やら見せられてもなー。
よく知らない奴に共感とか無理っす。

「スターウォーズ」や
「ガーディアンズオブギャラクシー」は
そのあたりが、抜群だったのだな。

ティモシー・シャラメが
どんなに美しくても
美しさ=好き、にはならないのよね。

全てのキャラがそんな感じで
美しいけど性格や内面の描写不足。

お気に入りのキャラとか
最後まで出来なかったなー。

あ、砂虫がトレマーズに似ていて
そこだけテンション上がったわ。
あんなに立派になって・・・
コパンダ

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