生まれては消え、忘れられていくアーティストも多い中、時代を経ても多くの人々の心に残る音楽がある。そういうアーティストこそ、唯一無二の存在なんだなって思います。
エド・シーランがエド・シーランを演じてました。ちょろっと出るだけなのかと思いきや、結構出番が多かった。彼も、イギリスが生んだ素晴らしいアーティストの一人ですね。
ビートルズの曲は、聴けばわかる曲が多かったです。私は、父がよく聴いていたので体に染み付いている感じですが。
ヒロインのリリー・ジェームズも魅力的。ラブストーリーとビートルズの音楽の組み合わせが、とても胸に染みます。ビートルズの曲を誰も知らない世界。他人の力で成功を手にしても、結局それは偽物で、いつのまにか大切なものを見失っていることもある。
人生、何を選択してどう生きていくか。そこには苦難もある。ビートルズのメンバーだってそうだったんだと思う。
だからこそ、とある人物が主人公に伝えた言葉は、どこか切なかったです。
作中にも出てくる「イエスタデイ」は名曲ですね。歌詞も素敵です。
″Why she had to go〟
現在と未来。そしてイエスタデイ。この映画のタイトルがこの曲であるのも、よく理解できます。