Linla

イエスタデイのLinlaのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
5.0
コレ系の作品は
どうしても
この星の数になってしまうー

やっとこさ観れたけど
既に大半の方が鑑賞済みだし
ネタバレしまくりで
記録させて頂こうかと!

皆様のレビューは敢えて
シャットアウトしていたが
おおまかな設定は承知の上で

がーっしかし!

そーいう感じ⁉️
そーきたかっ⁉️
そりゃないぜ⁉️
な意外性は十分あった。

コミックで
「僕はビートルズ」
てのがあって、確か
ビートルズが
デビューする直前に
タイムスリップし、
先にビートルズの曲で
ヒット飛ばしたろ~
なストーリーだったかと、、

そんなお話もあったので
映画として
そこまで驚きがあるかどうかとは思っていたがー

なにしろ‼️
ほぼ無名の主演ヒメーシュの素晴らしさっ‼️‼️‼️
ビートルズの色んなカバーは聴いてきたけど
ほんとに彼のパフォーマンス
が逐一感情が滲み出すぎて
どの曲もときめきを呼んで
ビートルズナンバーをより
新たな耳で聴く事が出来たー

徐々に世界的アーティストとなっていく主人公ではあるが
いつまでも
ちょっとダサくて
ヤボったくて
浮かれきれなくて

自分に正直でもあり、でも
長いものに巻かれようと
ジタバタしたり、、、

これは
あらゆるアナタ、ワタシ
そのものであるかのような
刹那さに溢れているかと、、

停電シーンの
A Day In The Lifeの
うにゃうにゃ🎶🎵メロディの使い方で先ず鷲掴まれ、
頭出ししかやらない
Let It Beにイラつかされ、
レトロ手拍子の抱きしめたいでノリノリにさせられ、
Ed Sheeranとの作曲バトルで
ナーバスにさせられ、
てか、Hey Dudeって、、、
海岸のフェスでのHelpとか

でもでも!
ビートルズリスナー歴
何十年だよ~?な自分が
オブラディ聴いて泣くなんて事はあり得なかった!
こんな号泣なオブラディ🎵!

P・マッカートニーは
この作品の試写会へは行かず
映画館でお忍びで観たそう。
きっと
観客がワシのように
むせび泣いたりしたろうに
この世の中に、こんな音楽を
知らしめてしまった張本人は
どんな気持ちで観たんだろう

ジョン役の方、
70年代のジョンのアルバム
Walls And Bridgesの頃の
ジョンに似すぎていて
笑えなかったわ~!
あのジョン独特の鼻の形も
顔の輪郭も、、、

エンドロールにも
Johnに敬意を払い
敢えて
クレジット無しにしたという

ググったら
素性は判明したのだけどねっ


これを書いてる今29日は
G・ハリスンの命日。
Here Comes The Sunの
使われようもひどく良かった

JohnやGeorgeが看たら
何というのだろう?

自分が全くビートルズを
知らないで観たら
どんな感想を持ったろう?

そう、それなんだ、まさにね


ビートルズが
この世に存在しないなんて
どうだったんだろう?と、、



劇中では
オアシスさえ誕生しない事になっているが
リアムなら
俺ななるべくしてなったんだ
F〇〇〇in'!
とか言ってそう、、、

でも自分なら
どんな人生なのか
想像すら出来ない。

そして
平凡であり続ける努力って
実は本当に
難しくて、美しき事なのかも
Linla

Linla