Nちゃん

転がるビー玉のNちゃんのレビュー・感想・評価

転がるビー玉(2019年製作の映画)
3.2
渋谷の片隅にある、床の少し傾いた古い家。ここで共同生活を送る愛、瑞穂、恵梨香の3人はそれぞれ夢を追い求めながら、悩み、もがき、笑っては泣く日々を過ごしていた。
そんな彼女たちが手に入れたのは“宝石”などというまぶしいものではなく、どこかで紛れ込んだ欠けた“ビー玉”だった。
ある日、街の再開発で家の取り壊しが決定し、立ち退き勧告の通達が届く。


渋谷の再開発と3人の心の変化をリンクさせたストーリーって感じかな。
モデルのオーディションに落ちまくって夢を追うことの意味がわからなくなってる愛、クズ男に振り回されつい雰囲気に流されて自分を見失っているミズホ、売れないミュージシャンとしてほぼ毎日歩道橋で歌っているエリ。
自分たちが住んでる渋谷は毎日どんどん変化していくのに、自分たちはそこに立ち止まったまま止まっているみたいに思えていた。

夢にもがき苦しんでいる様子はじゅうぶん伝わったが、そこから立ちあがろうとする姿は3人でハグしあって終わりだったので納得いかなかった。
本当にガチで夢叶えたかったらコネや人脈使ってどんな手使ってでも夢叶えたいと思うよな。エリさん。

コンビニ店員のキャラがウケた。
てか3人でまた暮らせばいい話。
無理やりビー玉とリンクさせようとしているのがきつかった。
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