20分の短編。2019年のアカデミー短編実写受賞作品。
とある黒人差別主義者が、被害者たちにされた復讐とは。
雑誌「ブルータス」の映画特集で、とあるプロデューサーの方が「わずか20分の短編の中にテーマを凝縮させていて、嫉妬するほど出来がいい」と紹介していたので、観てみたかった映画。長編版の別作品もあるが、この短編版の方が評価は高いようだ。
悪意が跳ね返ったことによって、意外な形で復讐された黒人差別主義者の話。
テーマが同じような話で「アメリカン・ヒストリーX」(98)があるが、黒人差別の状況は現代も変わってない、ということだろうか。
憎しみが憎しみの連鎖を生み出す。現代社会の警告としての強度は高い。