たき

五億円のじんせいのたきのレビュー・感想・評価

五億円のじんせい(2019年製作の映画)
4.0
もちろん山田杏奈目当てでありますが、あらすじからずっとずっと気になってた一品。このためにHulu入りました。嘘です。乃木坂もいろいろ観れるので(自粛)

ドッペルゲンガーにもほどがある。

これはつらいですよね。五億円稼がない自分には価値がないという最低最悪のスタートライン。
とはいえ支援者とか、ましてや母親にももちろん悪意があるわけではない。それゆえにとことんたちが悪い。突破口がない。

だけどですね、世界は思いの外やさしさに満ちているのでありますよ。
出会うひと出会うひととにかくやさしいのですよ。ぶっきらぼうではあるけど確かに、お前には価値があると教えてくれる。いや、もちろんクズはどこまでいってもクズなのですが、やさしいひととやさしくないひとがいるんじゃない。やさしくされるひとと、そうでないひとがいるんだ。金言です。

誕生日をね、聞かれた時点でもうだめだと。やめてくれと、正直思ったですよ。案の定、想像しうる最悪の結果になるのかと思いきや、世界をやさしくないものにしているのは、結局自分自身なのだといわんばかりの展開。

それはある意味ストイックに過ぎやしないかと思わないでもないですが、なんとなく、自分に甘い自分にはこれくらいがちょうどいい塩梅なのかもしれませんでした。

ワンピース、まだまだ終わる気配がないようでよかったですな。このまま171年続けばいい。
まあ、あきらちゃんを筆頭にあんなにやさしくしてくれるひとが周りにたくさんいるのであれば、そんなに時間はかからないのだろうけれど。

あすかちゃんとあきらちゃんは姉妹なのですよね。
成長するとふたりとも山田杏奈になるとはいったいどんな優性遺伝子ですか。
病院の屋上でパジャマ姿の山田杏奈にハグし続けてもらいたいじんせいでした。←何億積んでも無理ですから。
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