あんじょーら

HiGH&LOW THE WORSTのあんじょーらのレビュー・感想・評価

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)
2.9
久保茂昭監督     LDH     Netflix


あの、車に轢かれなければ死なない、というファンタジー世界のハイローのSWORD地区のOの頭文字の鬼邪高校を舞台にしたスピンオフです。映画の3部作ですと、1作目にしか出てこなかったメガネキャラの轟さんが出ている、という噂を聞いてみる事にしました。


あ、私はうちの国の中でも、かなりの弱者です、だってヤンキーとファンシーの国(@ナンシー関)なのに、ヤンキー要素0%、ファンシー要素も2%くらいですから・・・そんな弱者の戯言感想です・・・スルーしてくださいませ。


鬼邪高校で識別出来たのは、やはりカッコイイ村山さん、そしてトロッキーさんだけです。


このハイローシリーズというのは、登場人物がめちゃ多いくせに、あえて個体で識別はさせようと言うつもりがない、という成り立ちで作っているので、分かるのは、各組織の色分けぐらいです。


なので、そもそも村山さんしか分からないのに、ここに6人もの、新たなキャラをブッコん出来ます、それはダメだ、私の貧弱な脳細胞では識別が出来ない・・・


それに、もう誰が誰やら?という状況なのに、服装も変えられると、もうおじさん、認識が無理・・・学ランの着こなし方とかで見分け着く人も居るんだろうけれど、こちらはヤンキー成分が0%なんで、いままで不良漫画もあまり通ってないから、全然わかんない・・・


それにみんな顔芸が凄くて、イイ人の時と、悪い顔の時で顔が違い過ぎる!それにみんな眉毛が揃ってて、見分けが余計につかない・・・多分製作側も初見で見分けさせるつもりもないと思います。


ただ走ってるだけでカッコイイ人ばっかりで、しかも鉄パイプ?みたいなものだったり、バットみたいなもので、平気で人の頭部を狙って攻撃していたりするので恐ろしいのですが、ここは車に轢かれない限り、死者は出ない、そしてみんな結構な怪我をしていても、次のカット(何日経過しているのか?不明ではあるが、翌日の可能性も否定できない)では普通に怪我しているように見えないファンタジー世界なので、もうそういうもの、として受け入れるしかないです。


あと、ドラマっていうの?かよく分からないのですが、ケンかをしていない場面の、30年くらい前の少年漫画を凄く単純化した幼児向けと言ってもイイ場面が多数見受けられるのですが、これはきっと、異世界での高度な文脈による交渉やコミュニケーションスキルをなんらかの信号でやりとりしているのではないか?と思っています。


ま、とにかく、村山さんが美味しい所は全部持って行きますし、それでいいと思います。


今回の敵役の人の顔、すげぇ整ってるのに凄いケンカが強い、というのがも煮込みにくいんですけれど、まぁファンタジー異世界なんで仕方ないと思います。


しかしなんで6人も急に多く出してきて、その上敵方もめちゃくちゃ数多いし、また四天王とかいるので、本当に顔が覚えられないです。


あ、ケンカのシーンのカメラワーク、本当に凄い技術だと思います。そのカメラワークに計算していろいろ連動させるの、本当に大変だったろうなぁ。


異世界ファンタジー、流行ってるみたいですけれど、ハイローの異世界も凄いので、是非、異世界ものが好きな方に、オススメ致します。


えっと、続きがあるそうなので、翌日観たので、そっちの感想もCOMING SOON!