fishmutton

ラストナイト・イン・ソーホーのfishmuttonのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった。
幻想的な悪夢の映画。

霊が見えるエロイーズはファッションデザイナーを目指しロンドンへ。大学の寮を出て、屋根裏部屋を間借りする事にした彼女は、60年代の歌手を夢見るサンディの記憶を追体験する。夢あふれる憧れの60年代は一転して悪夢へ変わる・・・。
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ベイビードライバーよりも好きだった。
神経衰弱の過程が辛い。
ジョン良い奴。
終わり方も、彼女が街の全てを飲み込んで進んでいく感じがして良かった。
60年代サンディの謎を追う様はミステリー。
幽霊蠢き、主人公の精神が追い込まれる様はホラー。

エロイーズ:主人公。夢はファッションデザイナー。生まれつき霊が見える。60年代に憧れを抱く。7つの時に母が自殺。お針子だった祖母に育てられる。ロンドンは母の夢でもあった。大学に合格しロンドンへ。寮の居心地が悪く、グージ・プレイス8番のコリンズ宅の屋根裏を間借りする。
ジョカスタ:寮でのルームメイトだった。目立ちたがり屋の性悪女。
大家:コリンズさん。入居時のルールは①禁煙②男を連れ込まない③夜逃げしない。
ジョン:主人公を気にかける同じ大学の青年。良い奴。
バーの女将:主人公のバイト先の人。主人公を気にかける。

サンディ:主人公が記憶を追体験した女性。歌手を夢見ていた。
ジャック:夢抱く女コマし、食い物にして生きるヒモ野郎。

女警官:主人公が幻影でみた事件を相談した。主人公を気にかける。男警官は頭のおかしい女のタレコミと、裏で嘲笑していた。
リンジー:主人公のバイト先の常連。主人公が金髪にした途端絡んでくる。実は元警官で風俗取り締まり係だった。サンディのことも気にかけていた。

「トムは真夜中の庭で」思い出した。
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