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ラストナイト・イン・ソーホーのseishirowのレビュー・感想・評価

2.4
ワクチンももう4回目だしって油断してたら24時間経って発熱と頭痛。そんな中、観賞。
見ようと思った一番の理由は監督がエドガー・ライトであること。見てよかったと思うことの一番はヒロインが可愛かったことか。
60年代スタイルに憧れる田舎の女子エリー。服飾系大学に進み憧れのロンドンに引っ越すが、持ち前の霊視体質でトラブルが起きる。具体的に言うと、60年代に意識が飛び、そこで様々なものを見聞きし、挙げ句に殺人を目撃するというもの。
見た感じの印象だけど、エリーの意識が飛んだ先はたかだか60年代のロンドンなのにウディ・アレンのミッドナイト・イン・パリみたいな1930年くらいの古い姿に見える。自分が文化史を捉えてないからだろうけど。
60年代に夢を見るエリーは芸能界に夢を見るサンディとオーバーラップし、2人同時に夢の裏側にあるどろどろした現実を見ることになる。この辺がおもしろいなと思ったが、内容的にそんなにそそられるものではなかった。最初に書いたようにエドガー・ライトでなければそもそも見てなかったかも。
あとはまあなんつーか、精神病を小道具に使ってる感があるね。
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