ビックリするくらい面白くなかった。
マーベル作品で初めて途中で寝かけた。
短尺というのは有難いがさすがに端折りすぎ。
設定の甘さがもたらす陳腐で説得力のないストーリー展開、ちょっとお粗末がすぎる。
度重なる公開延期や公開順の変更でこうなってしまっただけだと思いたい。
また、全編通して音と画が全く調和してないことがとにかく気になる。画に対する異物感のような音をずっと浴びせられ続ける。
音楽も他に無かったんかってくらいに高揚を煽ることは一切なく、一瞬も没入できないまま幕を閉じる。
モービウスというキャラやジャレッド・レトは好きだし、続編はちょっと面白いかもと思えるポイントがいくらかはあった。しかしながら、ロッテントマトでの低評価が珍しく妥当だった気がする。マルチバースを匂わせる予告だったから期待しすぎたというのもあるが、改めて観たいとは思えなかった。
