キャッスルグレンギャリ

ニノチカのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

ニノチカ(1939年製作の映画)
3.9
U-Nextで鑑賞。
神聖ガルボ帝国の女帝はコメディに出てはいかんですね。神聖さが失われる。ましてや「Galbo laughs!」なんていけません。
エルンスト・ルビッチ、ビリー・ワイルダーが監督、脚本に関わっているだけあって、いい作品だし、気の利いたセリフがいくつもありました。しかしグレタ・ガルボが演る必要はあったの?と思いました。
筆者の嗜好にもよると思うのですが、前半の冷たい女の方が、後半の恋する女より良かったです。低いハスキーボイスは笑わない冷たい女の方が似合ってます。