Sachika

100日間のシンプルライフのSachikaのレビュー・感想・評価

100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)
3.8
AIアプリの共同開発で多額の資金を得たパウルとトニー。
飲みの席での言い合いから、親友2人が資金をかけて大勝負!
全ての持ち物を倉庫に預け、
必要なものを1日1個取り出し、
100日間生活をするゲーム。

多くのものを失い、本当に必要なものを見つめ直す中で、2人は自分にとって、そして他者にとっても一番大切なものに気づいて行く。

たくさんの物に囲まれている人間は、果たして本当に幸せなのか。
心にぽっかりと穴が空いた時、本当に必要なものは、心を満たしてくれる何?

何事もほどほどが大事だ、という事は見る前から分かってはいたものの、もっと物に関する真の価値を見直させてくれる作品で、期待以上でした。
毎日何を持ってくるかがあまり描かれなかったところに、大切なのは「物」ではなく、使い方や在り方なんだなあと。

フィンランドのドキュメンタリー『365日のシンプルライフ』から着想を得たとのことだったけど、全く違う作品になってるので、併せてみてみても面白いかも!
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