レビュー200本目はこの映画
ミッドサマー
『そこに確かにある静かな狂気』
90年に一度の夏至祭に招かれた大学生グループ。
最初は、明るい村人達に安心していた彼らだが、徐々に村特有の風習に違和感を覚え始める
(続きは本編でお楽しみ下さい。)
白夜の為、夜がなくずっと明るいままの不思議で綺麗な風景と、残虐な光景の対比がより恐ろしさを引き立てている。
ただひたすら『人間の怖さ』を表現していて、ゾワッとする場面が中盤から続いた。
老婆の謎アシストのあのシーンはギャグとして捉えて良いのかな?(笑)
そして、ラストシーンのダニーのあの微笑みにはゾワッとした。
バッドエンドに見えるけど、ダニーにとっては実はハッピーエンドなのかもと感じました。
あまり細かい説明をするタイプの映画ではないので、自分なりに解釈して補完して行く必要がある映画です。
※捕捉です。
なんか既視感があると思っていたけど、藤子・F・不二雄の『ミノタウロスの皿』に全体的な雰囲気は近いかも知れない。