イザナギ

ミッドサマーのイザナギのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
4.0
レビュー200本目はこの映画
ミッドサマー

『そこに確かにある静かな狂気』

90年に一度の夏至祭に招かれた大学生グループ。

最初は、明るい村人達に安心していた彼らだが、徐々に村特有の風習に違和感を覚え始める

(続きは本編でお楽しみ下さい。)

白夜の為、夜がなくずっと明るいままの不思議で綺麗な風景と、残虐な光景の対比がより恐ろしさを引き立てている。

ただひたすら『人間の怖さ』を表現していて、ゾワッとする場面が中盤から続いた。

老婆の謎アシストのあのシーンはギャグとして捉えて良いのかな?(笑)

そして、ラストシーンのダニーのあの微笑みにはゾワッとした。

バッドエンドに見えるけど、ダニーにとっては実はハッピーエンドなのかもと感じました。

あまり細かい説明をするタイプの映画ではないので、自分なりに解釈して補完して行く必要がある映画です。

※捕捉です。

なんか既視感があると思っていたけど、藤子・F・不二雄の『ミノタウロスの皿』に全体的な雰囲気は近いかも知れない。
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