胸糞鬱不条理大好き

ミッドサマーの胸糞鬱不条理大好きのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.0
スウェーデンへの熱い風評被害。
そしてモザイク入れるタイミングの粘り具合がどうしてもギャグ

それはさておき、「共感」の不気味さをヒシヒシと感じる映画だった。
一般的に女性は共感能力が高いと言われているが、救いにもなる一方で、同調圧力が苦手な自分にとっては不気味さのほうが勝つ。

家族を失い孤独であったダニーにとっては、この一連の儀式自体は辛い体験でもあったろうけれど、最終的にはこの場に迎え入れられ新しいコミュニティを得たわけだから彼女にとってはハッピーエンド。

ホラー映画を見慣れている身としては、特に死体や死に方に関しての怖さはなかった。けど、時折チラチラ表れる独特な表情や間、なぜそんな行動をした?という理解の及ばぬ生理的嫌悪感がとにかく凄まじかった。そのあたりジクジク責めてくる感じめちゃくちゃハイレベルでした。