🖼勝手に秋の絵画展🎨㉕
1969年の未解決事件。
シチリアのパレルモのサン・ロレンツォ礼拝堂から盗まれたカラヴァッジョ作画「キリスト降誕」の真相を独自の推理で映画化したサスペンス。
いやぁー面白かったぁ!
ロベルト・アンドー監督お見事!
ヴァレリアという映画会社のアシスタントをやってる女性は、元恋人で脚本家のアレッサンドロのゴーストライター。
ある日ヴァレリアの下に謎の男から「キリスト降誕」盗難事件の真相を映画化しないかと情報がもたらされる。
一夜で書き上げアレッサンドロに手渡したプロットを読んだ映画プロデューサーは両手を挙げて映画化を進めるが、アレッサンドロが何者かにリンチされ昏睡状態にされる。
身の危険を感じつつも真相にのめり込むヴァレリアの運命は如何に‼️‼️
この先の展開に引き込まれて見入ってしまい、最後に “えっ❗️” という秀逸なシナリオ。
全部フィクションなんだけど、どこまで本当でどこからが創作だったのか分からなかった、ひょっとして最初から創作だったのか!?(←これ観れば意味分かります)
堅物なメガネの秘書からオールバックに濃いメイクで女を出すヴァレリアを好演したミカエラ・ラマッツォッティは何処となくアンジェリーナ・ジョリーぽくて良かった。
実際には未だ「キリスト降誕」は見つからず、礼拝堂にはレプリカが飾ってあるそうです。
監督 ロベルト・アンドー
キャスト
ミカエラ・ラマッツォッティ
レナート・カルペンティエリ
ラウラ・モランテ
アレッサンドロ・ガスマン
イエジー・スコリモフスキ