盗まれたカラヴァッジョの作品情報・感想・評価・動画配信

「盗まれたカラヴァッジョ」に投稿された感想・評価

ARiES

ARiESの感想・評価

4.4
Una storia senza nome(2018)


カラヴァッジョらしく, 上質な仕上がり
錯覚に陥り, 迷子になって

迷子のようで
結局は, だんだんに出口に近づいてく


膨らむだけ膨らんで, 収斂へ向かう....🌹
情熱的, 芸術的, ドラスティック

実は, よくわからない状態こそが
最もリアルで, 適切な眼差しだということ


「キリストの降誕」
今、どこに隠されているんだろう☺️🇮🇹
ミルコ

ミルコの感想・評価

4.0
冒頭は軽いイタリア男が出てきて軽い作品と思いきや、カラヴァッジョを巡るミステリーから目が離せなくなった。登場人物がそれぞれ濃いのも良い。
劇場で観られず残念であった。
walnut

walnutの感想・評価

2.9
カラヴァッジョなので暗くて絵画みたいな美しいカットが多くてもよかったなー。。
結末も想像通りでした。わかりやすい!
一見チープかと思いきや、相関図はかなり練り込まれていて「この上ない美味なる謎」が見え隠れ…後半から目が離せなかった、ヒロインキャラは「前構成、実は最初は男性だったのでは?」と主観だが推測もしたり。

唯一惜しいのは、カラバジョの宗教画が導線なのに「どうでもいいクーポン券」くらい印象薄い所、イタリア映画らしい変なクセ。
sugar708

sugar708の感想・評価

3.5
映画という虚構と現実が交錯する中で、辿り着く真実とは。

1969年に実在するカラヴァッジョの「生誕」盗難事件にまつわる本作ですが、要所で様々な作品の名言を引用したり、シリアスなシーンでもどこかコミカルさを交えて展開するなど、とてもユーモア溢れる作品だったなと。

そして、主人公は人気脚本家のゴーストライターで、ある日謎の老人から盗難事件の話を聞かされ、それを作品にした結果、マフィアから追われる立場となるいう入れ子構造的な要素を上手く利用していると思います。

中盤以降に繰り広げられる大胆かつスリリングな展開に「今起こっている出来事は劇中劇の出来事?それとも、主人公の身に実際に起こっている出来事?」と虚構と現実の境界線が曖昧になっていき、それは更に本作の元となっている盗難事件へと伝播され「当時、実際にこんなことがあったのでは?」とエンディングを見ながらどこか思ってしまう構成は見事でした。

話は少し逸れますが、本作で登場する生誕は、 カラヴァッジョがローマで犯した殺人事件の逃亡生活の間に描かれた作品です。逃亡中4年間のカラヴァッジョ作品は、闇が強くなり、筆触が荒く、悲劇性が強調されているという見方もあるそうです。死と隣り合わせの状況で、キリストの生誕という作品を彼は何を思い描いたのでしょうか。

それは、襲われ瀕死となった人気脚本家アレッサンドロやマフィアに追われるヴァレリアとリンクする部分があるかもしれません。カラヴァッジョの足跡を辿るかのような美しいイタリアの街並みも素晴らしかったです。
FREDDY

FREDDYの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

1969年のイタリアで実際に起こった未解決の絵画盗難事件を題材とした、ロベルト・アンドー監督によるサスペンス作品である本作は、とある日に市場で出会ったアルベルト・ラックと名乗る謎の男から、1969年、パレルモ旧市街の聖ロレンツォ礼拝堂で起こり今も尚未解決のままである、カラヴァッジョの名画『キリスト降誕』がマフィアによって盗まれた盗難事件の映画化を持ち掛けられた人気脚本家・アレッサンドロ・ペスのゴーストライターを務める映画プロデューサーの秘書・ヴァレリアが、事件の裏側を書き起こしたプロットがプロデューサーに絶賛され映画製作が決定するも映画会社と結託するマフィアによってアルベルトが昏睡状態に陥ったことで、ラックの協力と匿名の身であることを盾に"ミスター X"名義で脚本を書き続ける中、ミスターXの正体を突き止めようとあらゆる手段を尽くすマフィアに追い詰められながらも映画製作に奔走していく様を描いたものとなっているのだが、まず触れたいのは、本作は盗まれたカラヴァッジョの名画『キリスト降誕』の在り処に迫る作品ではないですし、カラヴァッジョ自体にも触れられず、ミステリー要素もなければ事件の真相も解明されず、要するに、"名画はマフィアに盗まれた"という主張だけが印象に残る一作。あとはイタリア映画ならではの小気味の良いテンポでコメディとスキャンダルが散りばめられていて、物語も二重構造なので人によっては理解に苦しむのでは。なので、当然ながらカラヴァッジョを目的とした視聴や事件の真相を追求したい人には不向きな作品となっていますし、装いはコメディ・サスペンスとなっているので、シリアスな作品を求めてしまうと肩透かしを食らってしまうかも。面白いことには面白いんですけどね。オススメは難しい。
シチリア、パルレモのサン・ロレンツォ礼拝堂にて1960年代に盗まれたカラヴァッジョの絵画「キリスト降誕」の窃盗犯と絵画の行方をテーマとしたサスペンス作品。

「キリスト降誕」は当時盗まれたまま、今も行方が不明となっているカラヴァッジョの代表作の1つ。
その犯人や行方について1つの説を投げかけ、その説を元にサスペンスとして仕上げた意欲的な作品で大変楽しめました。
作品の中で、別の作品がもう一つ描かれているような不思議な感覚になるストーリーでなかなか手の込んだ脚本だと思います。

ゴッドファーザーやニューシネマパラダイスなどの舞台となっているシチリア。
いつか行ってみたい場所の1つです!
aaaa

aaaaの感想・評価

3.5
随所に見えるイタリア感がおもしろい。
話は難しくて眠くなった。
2021 5.20 鑑賞
イエジイ・スコリモフスキが映画監督の役で出ていた。主演の女優さんがジャンヌ・モローみたい。まあ、楽しめました❗
danyboy

danyboyの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

カラヴァッジョにひかれてレンタル。「ローマに消えた男」「修道士は沈黙する」のロベルト・アンドー監督。
幻のカラヴァッジョ『キリスト降誕』や聖堂、美しいロケ風景などが楽しめました。

映画脚本のゴーストライターを主人公に、映画制作業界の裏側を描いて、世紀の美術品盗難事件の謎にせまるという作品。
ですが。
正直あまり迫ってない(^_^;)
マフィアが関わってるという世間の噂をなぞっただけかな?
随所に映画やシェークスピアの台詞が散りばめてあるのは、マニア受けするのでしょう。
映画監督役はリアルの大御所監督ということで、存在感あり、眼差しで語れる芸達者でした。

場面場面は綺麗で面白いです。映画全体としてモヤモヤ。。
最大の謎は、公邸の会議。捜査官は絵を取り戻したいのか取り戻したくないのか? 普通に考えれば取り引きさせて絵を押さえ、犯人グループ逮捕をめざすのでは?
また、整形して逃亡中の犯人はなぜあの場にいる必要があったのか?

自分の頭が悪いのか、なんか色々謎でした。。( T∀T)

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