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82年生まれ、キム・ジヨンのboaaaaatのネタバレレビュー・内容・結末

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作をすでに読んでいる状態+韓国で公開当時に賛否両論あったことも知ってる上で見た。
原作と大きく異なるラストには、日和った?このラストこそが皮肉?映画と小説の表現方法の違い?コンユの持つブライトパワーに引っ張られた?といろいろ思う。

原作は完全に殺す気持ちが前に来てるが、映画はそのあとに前へ進む気で作ってると思う。
それは原作が書かれた当時と、原作が話題になって映画が作られた時点で既に韓国社会が変化してるってこと。そのスピードの速さ。
今日のトークイベントで原作解説を書かれた伊東順子さんが話されてたことがなんとなくヒントになる。聞けてよかった。

映画の作りとしてはわりとポジっぽい感じでふらっと見てもいい感じに作られててよかった。けど当然あるあるむなくそ描写はある。日本でも現在進行形の地獄。チョンユミの着るロングコートとタートルとワイパンとスニーカーの組み合わせに親近感。めちゃくちゃ私たちじゃん。
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