セレヴリティ、アーティスト、スターらが愛し訪れるザ・カーライル ア・ローズウッド・ホテル。歴史、品格、芸術と秘密、古き良きNYの文化が詰まった場所。
ホテル側とお客側の証言で構成されたドキュメンタリーは、知られざる逸話（話せないはずなのに？）がメインで、まあそんなに驚きはなく。登場する顔ぶれがソフィア・コッポラやウディ・アレン、アンジェリカ・ヒューストン、ジョジクル、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、ウェス・アンダーソンとかだもん…納得しかない。従業員さんたちもエレベーター係やドアマンに至るまで一流の洗練された物腰。一生足を踏み入れることなどない自分には別世界のPRビデオみたいだった。
そんな中、「高すぎて泊まれない！」とか語るジョン・ハムに好感（如何にも似合うのに）。アラン・カミングの件も好き。あと、ニコルソンが馴染み客だし謂くありげなエピソードもあるし、どうしてもオーバールック・ホテルに見えてくる。
