アヤネ

処刑人のアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

処刑人(1999年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2024年37本目。
好き!なとこ、うーん…なとこ、足し引きしたらこのスコアかなーという感じ。
好きなとこ、音楽!ウィレム・デフォーのサービスシーン!問題提起を最後にポーンと置いてくストーリー構成!&エンドロールの入り方!
特に賛否両論の声とともにエンドロールが流れるのは見事だったなぁ…無関心・見て見ぬふりを表すのだろう「ノーコメント」「話したくない」がそこそこ織り交ざるのもニヤッとしたくなるいい演出だった。
反対に苦手なとこは大きいのひとつ、時代だからある程度は仕方ないのかもだけど差別的表現の多さ!
正直これが気になりすぎるのとマクマナス兄弟にいまいち感情移入できないのが相まって終盤まで3.2くらいのスコアだった。ウィレム・デフォー渾身のサービスシーンで挽回したけども。なんなんだあれ。「カマ」「ホモ」と周囲を蔑む彼自身が“そこ”にいるという皮肉を描きたいのかなーという気もしたけど、うーん……。でもあの、とりあえずウィレム・デフォーの捨て身な感じは伝わってきたし、彼がトップクレジットなのにはめちゃくちゃ納得した。しかし腰にCDウォークマンは当時の最先端だったんだろうか。びっくりした。
つーわけで特にお気に入りの映画になったって訳でもないんだけど、…こういう終わり方だと続編が気になるのよなぁ。そのうち、気が向いたら見てみよっと。
アヤネ

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