これは隠れた名作じゃないかな。テーマや、感じるものはおそらく人それぞれ。タイトルはダサいが(笑)、それを覆すスタイリッシュな見せ方と展開、そして至る所に兄弟愛、友情、親子愛がつまっている。
もちろん兄弟は文句なしにかっこいい。個人的にはノーマンリーダスが世に出てきた作品だとも思うが、ここはやはりウィリアムデフォーの怪演、これにつきる。映画の中で演じているシーンがリアル過ぎて、いつみても楽しめるし、感心しまくり。どんどん壊れていくが、どんどん自分らしくなっていく過程が良い。
あと、お兄ちゃんの便器シーンと、イス毎ジタバタするシーンは最高です。
エンドロールの見せ方には、ん?、と思ったが決してこの行動を賛歌しているわけではない、と言いたかったのかな。