こんな映画は初めて。2~3回見ても理解が難しい映画。
「え?なんでなんで?」となりたい人にオススメ。よくこんなの考えたなと感心しまくりです。
たぶん素粒子に詳しい人はニヤニヤしながら見れる作品かと。
テンポの速さ、情報量の多さ、時系列の難解さがすごい。解説動画を見てようやく分かり始める。なので、何度も見ているうちに面白さが増してくる作品。
時間をテーマにした作品ではありますが、
・時間の進む方向が変わる(逆行する)
・世界線は1つだけ。過去を変えても世界線は増えない。常に1つ。
と、よくあるタイムトラベルやタイムリープ設定とは全く異なります。この作品の設定を理解するまでにかなり時間がかかります。
登場人物が時間を逆行しまくるので「とある物がそこにある」という原因を考え出すと沼にハマります。
例えば時間を逆行中に相手を撃てる銃とか。順行視点で見ると弾丸が逆再生で飛んでくるわけですから「その弾丸は元々どこから来て、なぜそこにあったの?」みたいな。そういう世界観の映画です。発想がすごい。