このレビューはネタバレを含みます
〜初見感想〜
こ、これは…
噂に違わぬ難解っぷり。
時の魔術師ノーランに見事頭の中をオーバーヒートさせられた。
人名、地名、専門用語等カタカナで入り乱れた字幕を処理できないまま、視覚情報も時系列ぐちゃぐちゃに畳み掛けられ、処理が追いつかず思考完全フリーズ。
結果、よく分からないけど何かスゲーに留まる自分に納得いかず、解説漁ってもっかいみよと決意したのでした。
考えるな、感じろ。しかし考えたい。
まんまと私もノーランのカモです。えぇ。🦆
以下追記(※ネタバレあり)
〜2回目感想〜
町山解説と、フォロワーなほさんが添付しておられた以下を参考にさせて頂き、2度目の鑑賞に挑みました。
https://note.com/iso_zin_/n/n1735240d4cfa
5,6割理解出来たかな?ぐらい。
2度目鑑賞は答え合わせに必死で、ストーリー展開を咀嚼し切れない感覚。
スタルスク戦で逆行チームのシーンではBGMも逆行しておりました。もうノーランってば天才、ってか変態かよ。
そもそも、世界が救われることは映画の冒頭から決まってるんですね。でもニールの言う通り、例え決まっていたとしても今何も行動しない(本作を全編通して観ない)理由にはならない。
2度目のエンディングを迎えて最も感じたことは、ハンスジマー不在のデカさ。音楽が多少物足らんなぁと。
あとは今から死に向かうニールの背中がカッコ良すぎということと、なんだかんだ12頭身の嫁が一番ぶっ飛んでたなぁということ。(短期間で旦那殺害未遂、銃殺を衝動でかましちゃうし。よっぽど憎いのね。)
2度観ても何かやっぱよく分かんない。煮え切らない。けど、とにかくノーランすげーでした。悔しい。
こんな思いをド迫力で植え付けてくれる映画館鑑賞万歳。感謝の念。