犬のベイリーと人間イーサン（とその娘CJ）の物語。
友情？愛情？忠誠心？その想いは生物種も、性別も、死も超えてふたり（3人）をつなぐ。何度も何度も。
なんて真っすぐ。なんてひたむき。
もはやベイリーが走る姿を見ているだけで泣けてくる。
ご都合主義や嘘っぽい大団円はあまり好きじゃないけど、こんな愛と夢にあふれたファンタジーを観ていて「こんな展開は都合良すぎる、不幸な展開の方がリアルでいい」とは思えない。
無理やりでもベタでもいいから、みんな幸せになってくれ！と願わずにはいられなかった。
前作のベイリーとイーサンの歴史を踏まえたうえで、今回はベイリー&イーサン、ベイリー&CJ、という２つの軸があったので感動も２倍だった。
つらい出来事や人生のダークサイドが中心で悲しいシーンが多かったけど、そのぶん前作よりも深みがあった。
家族の断絶や身近な人の病気は、自分にも経験があるので染みる。
見た目は違う犬に変わっても、イーサンが必ずベイリーに気づいてくれるのがうれしい。
最後は、くぅぅ、そうきたか！！…でまた号泣。
トレント役が元SJ-Mのヘンリーであることにまったく気づかなかった自分が情けない。
ヘンリーの普通っぽい好青年っぷりが活かされていて、めちゃくちゃよかった。
