山田五郎さんのYouTubeで本作とエッシャー作品の紹介があり鑑賞。エッシャーの生涯と作品を追ったドキュメンタリー映画。
アニメーションや音楽の効果もあってか、本作のエッシャーの作品はより面白く見えた(アニメーションとエッシャーの作品の相性のよさ…!)。
数年前にエッシャー展で作品を見たときには、「こんな細かい模様を版画で作るとは…」という感想だったが、エッシャーの考え方を理解した上で見ると作品をもっと深く鑑賞できそうだと思った。
アルハンブラ宮殿の幾何学模様の装飾はたしかに惹き付けられる魅力がある。エッシャーが3日間滞在した気持ちもよく分かる。ここからヒントを得て、身近な魚や鳥といったモチーフを用いながら独自の表現を深めていく過程は興味深かった。