もりさんの映画レビュー・感想・評価

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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.0

チリの老人ホームが舞台のドキュメンタリー。
ドキュメンタリーなだけあって施設に暮らす高齢者の皆様のリアルが垣間見えた。祖父が高齢者施設にお世話になりはじめた当初、散々文句を言っていたことを思い出した。
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レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

3.8

レンブラントの絵画紹介…ではなく、レンブラントの絵画をめぐる画商・コレクターたちの人間模様を追いかけたドキュメンタリー。なかなか面白くて見いってしまった。

レンブラントの作品はどれも精緻で美しくて惚
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ブリミング・ウィズ・ラブ 幸せを呼ぶカフェ(2018年製作の映画)

3.0

展開もある程度想像できちゃうラブストーリー。登場人物みんなが最終的には幸せになって「よかったなあ~」と安心してほのぼの見てられる映画でした。

たまにはこういうベタなラブストーリーをすっからかんの頭で
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素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

2.3

キノコというか"菌"ってすごい…菌類を研究してる人たちもすごい…と思わされるドキュメンタリー映画。
キノコ=食べるものとしか今まで思えてなかったのだが、人間ひいては地球上の動植物はみな菌の恩恵にあずか
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.0

トルコ・イスタンブールに暮らす猫さんと、猫さんたちの周りの人々と、猫さんと人々の関わりを追いかけたドキュメンタリー。
どの猫さんもその周りの人も素敵だったけど、中でもデリカテッセンの窓を叩いてご飯を催
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.0


ジャン・レノ演じるおじいちゃんとパリっ子兄姉弟3人のプロヴァンスでのひと夏の物語。
序盤はおじいちゃんと孫たちがぶつかり合ってて「このおうちはいったいどうなってしまうんだ…」と(勝手に)心配していた
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迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

3.8

文化交流のためにはるばるエジプトから招かれたのに、手違いで全然違う街に来てしまった警察音楽隊。街の食堂の女主人や常連さんに助けられた一晩を淡々と静かに描いた作品。

警察音楽隊のメンバーと地元の人々が
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創造と神秘のサグラダ・ファミリア(2012年製作の映画)

3.3

記録。

6年前にバルセロナでサグラダ・ファミリアをみたときに、そのスケールに圧倒されたことを思い出した。当時非常に感銘を受けた高い天井、ステンドグラス、生誕のファサードの彫刻、受難のファサードの彫刻
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

20年間ゴッホの複製画を描き続ける中国人男性を追ったドキュメンタリー。

ゴッホの原画を観に行きたいという夢のために、安い月給からなんとかお金を工面しパスポート・ビザを取得しアムステルダムに飛ぶ。
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いわさきちひろ 〜27歳の旅立ち〜(2012年製作の映画)

3.0

いわさきちひろさんのドキュメンタリー。
端的に感想を述べると"意志のある人は強くて、まっすぐで、かっこいい"。

「窓際のトットちゃん」の挿し絵がふんわりやさしい雰囲気でとっても大好きなのだが、いわさ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

小松菜奈ちゃんのクールな佇まいの高校生役も、大泉洋さんの冴えないバツイチおじさま役もどちらも素敵。ほんと店長やさしいし、橘さんはまっすぐで眩しい…。

大好きで大切なことがあるけれども、それを続けてい
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チャンス! メイドの逆襲(2009年製作の映画)

2.5

2ヶ月近く賃金支払遅延なのに本人たちは贅沢三昧…の雇い主に対し、2人のメイドさんが逆襲するストーリー。

もっとスカッとした終わりかたを勝手に期待してしまってた…でも、みんなハッピーエンドということで
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エッシャー 視覚の魔術師/エッシャー 無限の旅(2018年製作の映画)

3.5

山田五郎さんのYouTubeで本作とエッシャー作品の紹介があり鑑賞。エッシャーの生涯と作品を追ったドキュメンタリー映画。
アニメーションや音楽の効果もあってか、本作のエッシャーの作品はより面白く見えた
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.0

「まもなく配信期間終了」とあり鑑賞。観てよかった~ってなる素敵な内容だった。扱う内容や背景はやや重いが、テンポ感がいいからかあっという間の2時間。

原題の"Si puo fare"は"やればできる"
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.4

自閉症の男性オーウェンの自立していく姿を追ったドキュメンタリー。

ディズニー映画やその中のセリフが、オーウェンが人と繋がるきっかけになったり、彼の大きな心の支えとなったりしているのが非常に印象的だっ
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.3

タイトルの「フェリチタ」って幸福という意味らしい。
幸福の形って人それぞれ・家族それぞれだから、幸福かそうでないかを勝手に人と比べて決めつける…というのは野暮なのかもしれないと考えさせられた。
(もち
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.5

大泉洋見たさに鑑賞。とにかくキャストが豪華。芸能関係に疎い私でも知ってるような有名な役者さんでもそんなちょい役!?みたいな贅沢使い。

「三國志」と思ってたら確かに肩透かし食らう感じになるかもしれない
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チア・アップ!(2019年製作の映画)

3.8

わかりやすい展開ではあるんだけど、とってもハートフルで元気のでる映画。どんな展開か想像ついていても、終盤は目頭がじんわり熱くなった。

ありきたりな感想になってしまうけど、物事をはじめるのに遅すぎるっ
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食べる女(2018年製作の映画)

-

タイトルから想像して、美味しいご飯満載のほのぼの映画かなあ~と思ったんだけど、思いの外生々しい内容で終始「女~むず~~~」となりながら鑑賞。とにかくキャストが豪華すぎて、大変目の保養になりました。もち>>続きを読む

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.3

オンネリとアンネリのおうちがすごくよかったので、同シリーズの本作も鑑賞。

アンネリもオンネリもかわいらしいけど、周囲の大人たちも素敵な人たちばかりで心がほっこり。よかったよかった🤗で終わる、あたたか
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ファブリックの女王(2015年製作の映画)

3.0

フィンレイソン展でフィンランドのファブリックに興味を持ったので鑑賞。厳しいコメントが目立つけど、個人的には面白く、興味深く観れたいい作品だった。
marimekkoのデザイン(ウニッコみたいな花柄)の
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.5


幼い頃からの夢であった公務員になれたのに、国の政策でその公務員のポストから追い出されそうになり様々な逆境におかれることとなるが、そこをなんとか潜り抜け公務員というポストにしがみつこうとする青年男性の
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.5

星を守ることに懸命なベテランシェフと、腕は確かでもなかなかチャンスに恵まれない若きシェフ。様々な出来事を通して、二人の距離感がどんどん詰まっていく感じが素敵だった。
好きなものにお互いが真剣に向き合う
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.5

健康なオーストラリア人男性が、2ヶ月間意識的に砂糖の添加された食品を摂取し続ける(1日ティースプーン40杯分)とどうなるのか…を取り扱ったドキュメンタリー映画。自分の食生活を見直すいいきっかけになった>>続きを読む

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリー映画はやっぱり面白い。
カーライルのスタッフのみなさんが「カーライルに勤務している」自信と誇りをもって、それぞれのお仕事をされているのだとひしひしと感じた。
自分は勤務先に自信と誇り
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

どんでん返しにつぐどんでん返しで、あっと言う間の1時間45分。さっきのあのシーンはここに効いてくるのか!を理解するためにもう一回観てもいいな…。

外国語を専攻としてどっぷり浸かって学んだ身としては、
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.3

映画音楽のドキュメンタリー映画🎥
映画と音楽が好きな人ならきっと楽しめる映画かな…!

小学生の頃から吹奏楽を続けていることもあって、映画音楽の巨匠のコメントにはどれもこれもはっとさせられたが、とくに
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.0

おとぎ話みたいなストーリー。
サンフランシスコの風景ももちろん綺麗だけど、主演のブレイク・ライヴリーがもうほんととにかく美しい。見とれていたら2時間あっという間だった。。。

時々入る過去のフラッ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.0

ドタバタしても、最後はハッピーエンドで終わるんだろうな!と安心して観れるのが三谷作品のいいところ。

この映画は"ラヂオ"が舞台だけど、今見てるテレビや映画も、いろんな制約や条件・個人の意志に日々折り
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

足が悪く高齢のおじいちゃんが、様々な協力者の手助けを得ながら目的を達成したところと、人との関わりの中でおじいさんの頑固さが少しずつほぐれていく様子にじーんとした。

『「言うだけなら簡単。相手を思うな
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プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)

3.5

原作が好きだったので鑑賞。
もう10年も前の映画だったとは…!原作は随分昔に読んだけど、また引っ張り出して読みたい。(大雑把なストーリーしか覚えていない)

キャストが豪華で、中でも堤真一と中井貴一が
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.0

過去鑑賞メモ
絶賛二日酔いの頭で鑑賞。こんな話だったっけ…と思いつつも楽しめた。
エンドロールのbaseballbearの「神々 LOOKS YOU」が大変よかったし、懐かしさいっぱいになった。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.3

過去鑑賞メモ
「人生において大切なことってなんだろう…」と考えさせられた映画。自分が大切だと思うこと、ちゃんと大切にできているだろうか。

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.0

なんでーーー!?!?と思うところもたくさんあったけど、面白かった。ただ最後20分くらいはお母さんの気持ち、娘さんの気持ちに感情移入してぽろぽろと泣いてしまった。。

作中のお弁当はどれもとっても美味し
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.3

コリン・ファースとアラン・リックマン目当てで鑑賞。一時間半で気軽に見れるコメディでした。

前半から中盤はちょっと長く感じてしまったけど最後15分くらいのどんでん返しにとにかくどきどきわくわくした。最
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.6

洋画の変な邦題にはうんざりしがちだけど、この「500ページの夢の束」という邦題はなかなかいいタイトル。

どんな困難に巻き込まれても、「必ず期限までに脚本を届ける!」という強いまっすぐな想いを持って前
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