暗視スコープ、ヘッドライト、爆竹、ラジコン、月明かり、太陽、とバラエティに富んだ光描写が面白かった。自分は前作より景気良くて好き。
なにより全体を通して「失くしたものを取りに行く」物語なのが良い。それがマッドマックス的縦列カーチェイスになるのも納得で、ゾンビが割とどうでもよくなってくるのも頷ける。ソ大尉のキャラ造詣とかかなり忘れ難い。
終盤の展開が過剰にウェットなのは置いておくとして、自己犠牲についての目線はあらゆるパニック映画とは別のところにあってその点だけでも大好き。それこそ前作とか他の映画で言えば「クワイエット・プレイス」とかの展開ってやっぱあんまり好きになれないのよね。あくまで自分は泥臭くても最期まで生きようともがいてる人が見たいんだよなぁと改めて思った。
