うるぐす

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのうるぐすのレビュー・感想・評価

4.3
「最高!」って拍手しながら叫びたい映画ですね。これは。

シンプルな青春映画だけど、物語の運びも退屈させないし、音楽がとてもよくて、なによりキャラクターたちがみんないい。

勉強ばかりしてきたのに、遊んでたやつらが自分と同じくらいいい進路に進めてることに絶望して、「こんなことなら遊べばよかった」「卒業前夜のパーティーの一晩で高校生活を取り戻す」ところから始まっていくんだけど、この主人公2人がお互いをとことん褒めるのとか「まじ親友ぱねぇ」って心のフワちゃんが言ってくる。
自分の性格が悪いっていうと、「私の親友になんてこと言うんだ」って言ってくれるの最高of最高。親友感謝。

で、パーティーでこれまで知ろうともしなかったいろんな人の側面を知っていくのもよかった。みんな愛くるしいじゃないか。

エイミーが海外に行くのをモリーが見送りに行くシーンで「たった1年だよ」って言うシーンとか、こっちは2人の「たった1日」しか観てないのに2人の別れが悲しい。
もうお前ら大好き!ってなってるのがすごい。素敵だった。

個人的には、ユニットバスでの一連のシーンが大好きでした。あのラブロマンス最高。

ピザ屋の「プレーンとソーセージのハーフ&ハーフ2つ…1枚ずつ頼めや」っていう細かすぎる台詞めちゃくちゃジワった。
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